高見知英のアプリブログ

高見知英のスマートフォン・タブレットアプリ紹介ブログです。教室での紹介用に作成しました。それ以外の記事についてはかいはつにっしをご覧ください。

Smart App Protector

まずは個人的に愛用しているアプリ、Smart App Protectorの紹介から。

このアプリは、任意のアプリを起動するときに、ロック画面を表示させることが出来るアプリです。
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イメージとしては、ヨドバシカメラ等量販店の店頭デモ機に設定されているような感じ。あらかじめアプリを登録し、登録したアプリを起動しようとすると、上のような画面を表示してパスワードの入力を要求することが可能。もちろんパスワードの入力をキャンセルしたときにはアプリは実行できません。


このアプリの面白いところは、次のようなところ。

  • ロック方法として、パスワードの他、Android標準のものと同じくパターンロックやPIN(数字のみ)ロックが指定出来る(他のアプリだとパスワードやPINくらいしか使えないことが多い)
  • ロック対象のアプリを複数個設定することが出来る(確認できた限りでは、無制限)
  • Androidのデバイス管理アプリとして登録することで、アプリのアンインストールが設定画面経由でしか出来ないように出来る
  • ホーム画面に表示されるアイコンを非表示に出来る(店頭デモ機などだとこのような機能が内アプリを使っているからか、ホーム画面にあるアプリアイコンから、アプリをアンインストール出来てしまうものがある)

これを使えば、頻繁に使うようなアプリはロックなしで起動でき、他人に見られたり、いじられたくないアプリを起動するときだけパスワードやパターンの入力を求める ということが出来ます。

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自分はひとまず、以下のような設定にしています。

  • Twitterfoursquareワンセグアプリなど、他人に起動されても差し支えないアプリや、頻繁に起動するアプリは、ロックなし
  • メールやマーケット、電話など、他人に渡したときに起動されたくないアプリについては、ロックを指定

とすることで、ロックをはずさないでも、ある程度の操作はできるようにしています。


また、最近のバージョンでは一部のアプリに他のアプリとは別のパスワードを設定することも出来るようになったため、FacebookTumblrなど、あまり頻繁には使わないSNSのクライアントアプリには、簡易パスワードを設定しています。Twitterなどは正直あまり他人に起動されていいものではないので、簡単なパスワードくらい設定したいところですが、利便性の面で結局パスワードなしに。


その他、特定無線LAN APに接続しているときにだけロックを無効にする機能(たとえば、家のWi-Fi APを指定しておいて、家に帰ったら自動的にロックを無効にするようなことも可能)があったり、使い方次第で比較的簡単なロックを端末に設定することが出来ます。まあ、ロック破りなどはためしたことないので、ひょっとしたら実は抜け道があるのかもしれませんが。とりあえず、ちょっと人に端末を貸す機会がある というときには使えるかな と。

端末動作への影響

さて、こんなわけで端末の動作全体に影響を与えるこのアプリですので、当然ながら端末全体の動作に結構影響を与えます。Nexus 7(2012)などのような1,2世代ほど前の端末ではちょっと全体的に操作が重たくなることもあるかと思います。
せっかくAndroidには端末標準のロック機能もあるわけですし、ある程度スペックのいい端末ではこれを、悪い端末ではAndroid標準の端末ロック機能を使うというのがちょうど良いのかなと思います。